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  Q&A −よくある質問と答え−  

土壌微生物多様性・活性値の単位

  • Q.土壌微生物多様性・活性値の単位はなにか?
  • A.土壌微生物多様性・活性値は、サンプル土壌に含まれている微生物全体によって、特定の条件下でいかに多様の有機物がいかに勢いよく分解されたかを数値によって評価した値で、世界で唯一の評価方法による値です。したがいまして、単位は「土壌微生物多様性・活性値」、英語表記の場合は「Soil Microbial Diversity*Vitality Value (SMDVV)」となります。微生物の数や量を表したものではありません。

土壌微生物多様性・活性値の読み方について

  • Q.土壌微生物多様性・活性値の30万、40万および100万、150万などの違いはどのように評価するのか。 30万が悪くて、40万の方が良いということなのか?100万より150万の方が良いのか?
  • A.数値が大きければ大きいほど、土壌中の微生物は多様で有機物分解活性が高いと評価できます。値が大変低い土壌は、生物性に何らかの問題があり、値が高い土壌は生物性が良好で土壌病害を起こしにくく、生産物の質が良い傾向にあります。なお、短期的な収量と値との相関はありません。短期的な収量は、化学肥料の投入などで窒素分が高いほうが高くなります。また、多様な雑草が圃場もしくは周辺に多い場合も高くなります。値の高さのみを追求するのでなく、生産性・作業性等を考慮しながら、目指す目標値を決めていただくのが現実的です。

土壌微生物多様性・活性値を分析することで、良い微生物や悪い微生物がわかるのか?

  • Q.土の中には良い微生物、悪い微生物がいると思うが、それがどれくらいいるのか分かるのか?
  • A.土づくりに取り組んでこられた農家さんの中には、土の中での病気が発生しないような、とてもよい土を作ってこられた方々がいらっしゃいました。はじめは、そういった土には、特別に有効な微生物が多数いるのだと思われていたのですが、国や県の研究機関が実際に調べてみたところ、そうではなく多様な微生物がとても活発にいたのです。
    大切なのは特定の菌ではなく、土壌微生物のバランスだということがわかりました。スーパー微生物が土を良くしているわけではなかったのです。そこで、土壌中の微生物の多様性と活性値を分析しようという研究が15年間にわたりおこなわれて、その結果できた値がこの土壌微生物多様性・活性値です。この値は、様々な有機物がどれだけ勢いよく分解されたか、という結果を評価した、とても客観的で科学的な方法です。

土質によっては土壌微生物多様性・活性値が低いのではないか

  • Q.砂地では、土壌微生物は少なく、土壌微生物多様性・活性値は低くなると思われるが、りっぱな農産物ができている。どのように理解したらよいのか?
  • A.砂地でも高い土壌微生物多様性・活性値を出す土壌も多く見られます。土づくりに取り組んでで団粒構造を作り上げている農家がおり、そういった土壌では高い土壌微生物多様性・活性値が出ます。逆に、砂地でなくても化学物質の乱用によって団粒構造を失っている土も多くあり、風が吹けば土ぼこりが舞いあがり、砂地よりもひどい砂嵐のようなものが起こる畑もあります。このような土の土壌微生物多様性・活性値は低くなります。

地域によって微生物の種類が違うのではないか

  • Q3.地域によって住んでいる微生物の種類が違うのでは?
  • A3.大切なのは土壌微生物のバランスです。地域によって微生物個々は異なってるでしょうが、分解された結果のバランスを見るという点ではそれは関係なくなります。どの地域でも多様性・活性値の高い土は生物的に豊かな土です。

堆肥を多く入れれば土壌微生物多様性・活性値は高くなるのか

  • Q.堆肥を通常の2〜3倍以上(たとえば10aあたり20t、30t)などと大量に投入すると、作物は育たないが、土壌微生物多様性・活性値値は高く出るのではないか?
  • A.土づくりは堆肥を多く入れればできるというものではありません。質の良い堆肥を必要量投入するのが大切です。今までの分析の結果、微生物の育っていない土壌に一度に大量の堆肥を入れた場合、却って値は下がることが分かっています。また、質の悪い堆肥を投入した場合、年々土壌微生物多様性・活性値は下がっています。
    堆肥の投入はコストと労力がかかり、また投入後の失敗を取り戻すには大変長い時間がかかります。圃場にあった堆肥とその施肥量を調べるために、土壌微生物多様性・活性値をご活用いただいております。

土壌微生物多様性・活性値は季節によって変わるのではないか

  • Q.土壌微生物多様性・活性値は、季節変動があるのではないのか?どの季節に土壌をサンプリングしたらよいのか?
  • A.現在のところ、季節によって特に大きな違いはないようです。分析中は25℃にキープして微生物の活性を見ていますので、寒い間眠っている微生物も起きだしますので、それについても評価することとなります。温暖地、寒冷地での試験も行っておりますが、結果に大きな差はありません。
    現在のところ、季節によって特に大きな違いはないようです。むしろ、土づくりができていない場合は植物の発達段階によって差があります(根が良く発達している時期は高くなるが)ので、そちらをご考慮ください。 土づくりができている場合は、植物の発達段階にかかわらう値が高いまま変動しにくい傾向があります。
 

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